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豊洲パークシティ皮膚科

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粉瘤
Atheroma

粉瘤

粉瘤とは皮膚の下に出来る良性の腫瘍で、表皮嚢腫、アテロームとも呼ばれます。よく脂肪の固まりと思われがちですが、実際は毛から発生した袋状の腫瘍で内部にアカを溜め込みます。

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症状

皮膚の下からドーム状に盛り上がった半球状のできもので、中央に黒い点を伴います。強く押すと、臭くてドロドロした物質が出てくることもあります。感染を起こしてしまうと、赤く腫れ上がり、痛みを伴います。これを炎症性粉瘤と呼びます。毛のある所なら基本的にどこの部位にも生じます。


原因

はっきりとは分かっておりません。誰にでも出来得るものですが、出来やすい体質や遺伝はあるかもしれません。手足に生じるものの中には、けがやパピローマウイルスが関与するタイプもあります。


治療方法

基本的に手術で腫瘍を取り除きます。
瞳の様な形に切開し、腫瘍を摘出し縫合する手術が一般的ですが、当院では慈恵式へそ抜き法(くり抜き法)により、傷跡を最小限に抑えた手術法を選択することが多いです。
炎症性粉瘤の場合は、一度抗菌薬の内服・外用や場合によって切開排膿することで炎症を抑えてから、手術を検討します。

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